

土木資材の営業とともに、
FRP製地下階段の施工管理も担当
前職では採光設備のメーカー兼施工会社で営業職として勤めていました。主力商材の製造終了や、業界の傾向の変化が将来を考えるきっかけとなり、転職を決めました。面接時に「即戦力になれる」との言葉をいただき、前職の経験もいかして活躍できると思い、入社を決めました。
私の所属する東京支店では、土木資材の営業活動に加え、FRPと呼ばれる繊維強化プラスチック製の昇降設備の設計・施工を行い、私はその施工管理も行っています。FRPは錆びたり腐ったりしないため、下水道施設の昇降設備の素材に適しており、その設置工事の段取りや進捗、安全管理を担っています。



お客様のご相談にNOとは言わず、
新しい仕入れ先も開拓できる
土木資材の営業で心掛けているのは、見積の提出などの際にできるだけ工事現場を訪れ、現場の方々と直接話すということです。そうすることで何かとご相談いただけるようになり、ビジネスチャンスが広がるからです。先日には鉄道駅の工事現場で「案内板も仕入れられます?」と。もちろん二つ返事でお引き受けし、新しい仕入先にアプローチして納品しました。
当社が扱うのは建設資材ですが、商社として何を扱ってもOK。お客様のご要望に対してどんなカタチでも答えを出すことができるので、営業しやすさを感じています。

深さ40mの地下空間に階段を設置。
完成時の達成感は忘れない
施工管理としてやりがいを感じるのは、やはり無事に完成したときです。直近では、マンホール下に伸びる直径10m、深さ40mの地下空間にFRPの階段を設置しました。工事全体の予定が大幅に遅れ、工期に余裕がない状態で着手せざるを得ませんでしたが、職人の皆さんのおかげで無事に期限通りに完成。現場全体で気持ちいい達成感を味わうことができました。
入社後に2級土木施工管理技士を取得し、今は1級取得をめざしています。私のモットーは「タフで優しく」。これからも現場経験を積み、頼られる存在をめざします。